バス



僕はこの人生を旅だと考えている。

旅行のように計画を立ててする事とは違う。

常に行き当たりばったりの出来事を楽しむことこそが旅の醍醐味だ。

人生も同じ。

計画的に敷かれているレールを生きていても全然楽しくない。

次々に湧き出る気持ちに反応して、行動を起こす。

するとそのことがきっかけで、新たなヒラメキや出会いがあるのだ。

もちろんすぐに何かと出会えるわけではない。

その時は遠回りしているように思えることもある。

でも必ず、自分の気持ちに正直に行動したことは、後の人生の糧となる。

『この日のために、あの日があったんだ』

そう思える時が必ずくるのだ。


僕がこうして物書きをしていることも同じだ。

会社を辞めてキャンピングバスで旅する生活を経験したこと。

直観に従い、コンビニでアルバイトをしたこと。

そのことで起こった出来事が無ければ、小説など書く機会には出会えなかっただろう。

この2つの物語は、リンクを張っておくので、是非とも読んでほしい。

 -自叙伝-
人生のレールを脱線してみた僕の半生記~Life is a journey~  

-小説-
妖精は小さなおじさん
  


では今やっている物書きにしたらどうか?

小説を書いている以上、出版されて印税が入ってこなければ意味がないものか。

けしてそうは思わない。

もちろん、作品が誰かの目に留まり、

出版のオファーがくれば嬉しい。

そしてそれは、サクセスストーリーとなることだろう。

しかし可能性はそれだけではない。

文章を書き、表現をし、発信することが、いつかどこかのタイミングで生きてくると僕は確信している。

この日のために、あの日があったのだから』


文書を書いていると学びも多い。

人に表現するにあたり大切なことは、いかに自分の中にあるものを文章を使って映像にできるかなのだと思っている。

読み手が、登場人物の声を勝手に作り上げてくれるように…。

映像としてイメージできるような表現が大切なのだと思う。

このブログの文章にしてもそうだ。

僕の文章は、いわゆる”タメ語”だ。

”です”や、”ました”などの敬語は使わない。

初めの頃は使っていたが、それでは僕の中にある伝えたいことが表現できないことに気づいた。

だから僕は、僕の言葉で文章を書くことにしている。

けして、
謎の上から目線で書いているのではないことをお伝えしておきたい。


小説【妖精は小さなおじさん】の中でも書いていることだが、

僕たちは、なんとかなるようにできている。

今アナタがいる環境の中で考えてほしい。

あたふたすることは日々起こるにしろ、毎回なんとかクリアしてきていることだと思う。

まずはそのことに確信を持ってもらいたい。

その次に、どうせなんとかなるのであれば、好きな人生を生きようと考えられるようになる。

誰しも、未知の領域にいくことは怖い。

しかし行ってしまえばなんてことはない、なんとかなるのだ。

僕が旅に出る前、千葉にあるウェットスーツ工場でバイトをしていた。

そこの営業の彼に聞いたことを思い出す。

冬の間は、四国へ旅をしようと考えていたので、四国はどんなとこかと尋ねたのだ。

するとその彼は言った。

『僕はサーフショップさんとしか付き合いがないのでなんとも言えませんが、もともとは島なので閉鎖的なんじゃないですかね?』

四国に渡るには橋を越えなくてはならない。

”もともとは島”という意味はそのことだったのだろう。

こんな話を聞いた僕は、先行きが不安になったものだ。

しかし実際に四国へ行って僕が体験したのは、フレンドリーな人達だった。

毎晩一緒に酒を飲み、お家へ招待されたことが2度もあるくらいだ。

もし不安を優先し、旅を諦めていたら経験できなかったことばかりだ。

だから僕は変化を恐れない。

逆に、マンネリしていくことに恐怖や不安を感じれるようにまでなってきた。

もっとワクワクしたい。

もっとハラハラしたいと思っている。

命に別状がない程度に…。


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