花火





僕の考え方が詰まっている作品がある。

下記に載せておくので読んでほしい。

 -小説-
妖精は小さなおじさん
  

この小説の中には、さまざまな登場人物がいる。

その人物たちは、各々の哲学を持っており、

その哲学をうまく使って、話しをするシーンが盛り込まれている。

そのシーンを使い、僕は読み手に自分の哲学を伝えていることになる。

今日も昨日に引き続き、”浮浪者のおじさん”のシーンをご紹介したい。

ミツルと仲がいい浮浪者のおじさんが登場する初めてのシーンから。


・・・・


しばらく歩くと、高架下に青いビニールシートの群れが見えてきた。


 ミツルはその横にイスとテーブルを広げて座っているおじさんに声をかける。

 

 おうミッチ~。サボってんな~。

 

 笑顔でそう返してきた浮浪者のおじさんとミツルは仲が良かった。


 『これも仕事の内なんですよ。』


 そう言い返すと、
 途中に買っておいた缶コーヒーをおじさんへ渡した。

 

 いつもありがとうな。でも次はビールで頼むよ。

 

 おじさんはそういうと無邪気に笑った。

 

 それに対しミツルも『出世払いですよ』と言い、幸せそうに笑い返した。


 ミツルをイスに座らせると、浮浪者のおじさんは話し始めた。

 

 出世か~。俺はもうそっちの世界はうんざりだな。

 

 以前にミツルは聞いていた。今は浮浪者であるこのおじさんは数年前まで会社を経営していたのだ。

 今はこうしてテント生活をしている浮浪者おじさんは続けた。

 

 あの頃は確かに楽しかった。

 自分が努力した結果が報われるたびに、また上を目指したものだよ。

 でもあるときにふとっ、思ったんだ。

 俺はこのままどこに向かっていくのだろうとね。

 山頂を目指して山を登る。

 もう少しで山頂にたどり着くところまで来たら、隣にもっと高い山があることに気づく。そして次はその山を登ることを目標にする。

 そうしているうちに考える。俺はなぜ山に登っているんだろうと。

 もちろん最初はそれがやりたいことだったからだ。

 しかし途中から、やり切らなくてはいけないことに変わってしまっていた。

 だから俺は登ることを辞めることにした。

 そして山の景色の良い場所でキャンプをして楽しむことを選んだんだよ。

 

 浮浪者のおじさんの例え話はとてもユニークだった。


 同時にミツルは、やり続けなくてはならないというプレッシャーにも覚えがあった。

 

 売上を維持するためには、クライアントや従業員の尻を叩かなくてはならない。

 自分の夢のために周りを巻き込んでしまっていたんだ。

 確かにお金は稼げた。

 しかし不思議なもので、月収100万円稼いでも200万円ほしくなる。

そしてそのためにまた他人を巻き込まなくてはならない。

 資本主義でお金を稼ぐということは、これの繰り返しなんだよ。

 

 浮浪者のおじさんは悲しそうな表情をしている。



・・・・


以上が浮浪者のおじさんとミツルの最初のシーンだ。

この物語の最後のキーを握っているのもこのおじさんになるのだが…。

気になる方は是非僕の小説を読み進めてほしい。


浮浪者のおじさんは言っていた。

経済社会の誰もが陥る罠について。

そして彼は山を登ることを辞退したのだ。

景色のいい場所で、キャンプをして楽しむことを選んだ。

この選択が正しいか、間違いかは、誰にも判断はできない。

本人の幸せは、本人にしか感じることができないのだ。

バリバリ働くも良し、ゆっくり人生を眺めるのも良しということだ。

だからこそ、近くにいる人の選別は重要となる。

それぞれの人生感が合う人と付き合うことが幸せの一部になるだろう。

無理をして人付き合いに精を出さないことだ^^




宇宙の法則を伝える小説を2つ書いてます。是非お読みください^^

-自叙伝-
人生のレールを脱線してみた僕の半生記~Life is a journey~  


-小説-
妖精は小さなおじさん
 


-同時に読んでほしい記事-【Why?なぜ…】  

次の記事: 【僕は肉を食べない…肉】


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