肉




僕の考え方が詰まっている作品がある。

下記に載せておくので読んでほしい。

 -小説-
妖精は小さなおじさん
  

この小説の中には、さまざまな登場人物がいる。

その人物たちは、各々の哲学を持っており、

その哲学をうまく使って、話しをするシーンが盛り込まれている。

そのシーンを使い、僕は読み手に自分の哲学を伝えていることになる。

今日は”占い師のゆり子”を紹介することにしよう。

この人物は急に思い立ったキャラクターだった。

何かもっと物語の幅を広げたいと考えてたとき、ふとっ思いついたのだ。

もちろんモデルとなる知人がいるのだが…。


ゆり子は50代くらい。

ふっくらと肥えた容姿にハスキーボイスだ。

ズバズバと意見を言う、人気の占い師。

広尾の母とも呼ばれている。

という設定だ。

主人公ミツルが初めて会ったときのシーンを紹介しよう。



・・・・



女性はゆり子と名乗った。

 ゆり子は占い師をしているらしく、この辺では広尾の母とも呼ばれているようだ。

 完全予約制で、今では予約も1年待ちだという。

 

 1年待ちと言っても、私は週に3日以上は働かないからね。
 海外旅行も好きだし、のんびりやってんのよ。

 

 ぶっきらぼうにそう言うゆり子のキャラにミツルは好感が持てた。

 少なからず怪しい壺などを売られるわけではなさそうだ。

 

 今日は朝からずーと胸騒ぎが止まらなくてね。

 普段ならあんな古い定食屋には行かないんだけど、引き寄せられちゃったみたいね。

 

 ゆり子はそう言うと、運ばれてきたコーヒーに砂糖を2杯入れ、少し躊躇してから3杯目を入れた。

 

 あっ、古いってのは、汚いって意味じゃないわよ。時代遅れってこと。

 あの手の定食屋は肉料理しかないじゃない。

 スタミナ定食やとんかつ定食とかさ。

 そこが時代遅れってこと。

 

 ゆり子は肉類を口にしないようだ。

 人は肉を食べなくてもふくよかになれるのだとミツルは思った。

 

 ベジタリアンとかそんなオシャレなものじゃないわよ。

 ただ、動物の死骸を食べるほど飢えてないってだけ。

 原始時代じゃないのよ今は。

 

 ゆり子の主張には説得力があった。

 確かに僕たちは飢えることがない時代に生きている。

 動物を食べなくても…。



・・・・



僕はこのシーンを気に入っている。

以前、キャンピングバスで旅をしているときの2年間ほど、僕は肉を食べないでいたことがある。

結婚を機に、僕が肉を食べないことで夕飯のメニューに困ると考え辞めた。

しかしこの物語を書いたことを機に、僕はまた肉・魚を食べない生活に戻したのだ。

ベジタリアンという人達には、さまざまな理由があることだろう。

宗教的なもの、肉の脂身が苦手、動物愛護の観点などだ。

僕の場合はこう考えている。

牛や豚、その他の生き物にも感情がある。

牛はおでこへ特殊なガンで衝撃を与えて殺す。

特殊なガンを向けたときに、牛は涙を流すということを知っているだろうか。

殺されることを察しているのだ。

アナタが食べているステーキの味は、その涙の味かもしれない。

この考え方の延長線上には、人肉もありえるのではないか?

この先の未来のどこかで、例えば罪を犯した人間の肉が食用として売られる。

初めは富裕層向けの食べ物だが、徐々に庶民にも浸透していく。

スーパーのお肉コーナーでは、牛や豚、鳥と共に人肉が陳列されている未来…。

動物を平気で食べることと、人肉を食べることの違いをアナタは説明できるだろうか。

僕が肉を食べないのはこんなところだ。

ただもちろん、2020年に生きている以上、僕の胃の中にお肉が知らずに迷い込むことはあるのだが…。





宇宙の法則を伝える小説を2つ書いてます。是非お読みください^^

-自叙伝-
人生のレールを脱線してみた僕の半生記~Life is a journey~  


-小説-
妖精は小さなおじさん
 


-同時に読んでほしい記事-【Why?なぜ…】  

次の記事: 【私は妖精なんだよ】


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