この世界では錯覚が常に邪魔をしている。
そのことに僕は気づいてしまったわけだが…。
愛犬のクマジと散歩をしているときに僕は、ブロックの上を歩く癖がある。
道路と歩道の境界ブロックだったり、花壇と歩道の境界ブロックだったり、
幅が15センチくらいのブロックの上を落ちないように歩くのが好きなのだ。
これの面白いところは、両サイドが地面でなんの心配もない状況なら簡単に歩ける。
しかし片面が湖や川に面しているブロックの場合は簡単にはいかないのだ。
湖や川 に落ちてしまう恐怖心から、体重は地面のほうへ自然とかけられる。
これによりバランスは崩れ、スムーズに歩くことができなくなる。
もしこれが、高さ100メートルで両サイドが崖だとしたらどうだろう。
幅は変わらず15センチなのに、おそらく普通に歩くことなどできないはずだ。
僕はこんなことを考えながら、いつもブロックの上を歩いている。
そして僕は気が付いた。
この世界は錯覚に邪魔されているだけだということを。
酸素も水も食料も存分にある。
少なからず日本に生まれた僕らは、食料で困ることはない。
寿命が来るまでは生き延びれるのだ。
しかし日本人の、もっと言うならば都心で生活している大半の人達はどうだろう。
いつも何かの不安を抱えている。
今が良くても、未来の不安に時間を費やしてしまう。
もちろん対策や計画を立てることは必要だ。
しかしむやみに心配をし、今を十分に楽しもうとしないアナタへ。
それらすべては錯覚だ。
大事なんてものはやってこない。
安心して今を楽しんでほしい!
そしてこのことを理解したいなら、ブロックの上を歩いてみてほしい。
平均台でもいいしね。
そしてシミュレーションをするんだ。
もしここが崖っぷちだったらと。
それを繰り返しているうちに気づくだろう。
僕たちは常に安全な道を歩いていることに。
錯覚や妄想が邪魔をしていただけなんだって^^
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宇宙の法則を伝える小説を2つ書いてます。是非お読みください^^
-自叙伝-
人生のレールを脱線してみた僕の半生記~Life is a journey~
-小説-
妖精は小さなおじさん
-同時に読んでほしい記事-【Why?なぜ…】
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